がん対策の条例制定に向け、プロジェクトチーム事務局長として、調査・研究に取り組んでおります。
「がん」は、生涯で日本人の約二人に一人が罹患するとされる重大な病気です。
条例制定に向けて、これまで、県立がんセンター、放射線医学総合研究所、大阪府や鳥取県といった先進自治体視察、医療従事関係者等からのヒアリングなどを行ってきました。
今回は、がんの「情報」という観点から、国立がん研究センター、がん対策情報センターを視察してきました。
医療機関からの情報集約では、現状、国として一部の医療機関からのがん患者情報の集約しかできていない、つまり、国内全体のがん患者を把握できていないといった大きな課題があります。法でがん登録を義務づける必要を実感しました。
センターでの情報提供や相談支援の取り組みの現状を伺いながら、我が千葉県において対応すべき点や協同すべきこと、条例に反映すべきことを把握できました。
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